広がる福祉車両のカスタマイズ対応 >>>
前号でご紹介したように今回の国際福祉機器展では
自動車メーカー各社の参考出品車が相次いだ
それとともに会場で目を引いたのが
福祉車両をより使いやすくするためのカスタマイズ技術
今回は福祉車両の使い勝手を高めているカスタマイザーや
福祉車両専業店の技術の数々をご紹介しよう
 
自由な発想でユーティリティを追求をする
 国際福祉機器展では自動車メーカーをはじめとする大企業から、ショップという雰囲気の小規模な企業まで、多くの企業が出展をしている。
 大企業は多くの説明員やショーアップされたステージで、たくさんの人を動員するが、じつは注目なのは小規模な企業が行っているアイディアにあふれた製品の数々。
 小規模な企業はユーザーと非常に近いポジションにあって、入ってくる情報もユーザーの生の声だからだ。
 実際、自動車メーカーの開発者なども、小規模企業のブースへ行って情報交換を密にしている。そうした自動車メーカーの開発者に話を聞くと、小規模企業からの情報はあなどれないし、それを生かして行かなければ、いい福祉車両作りはできないというのだ。
 今回、Gooでは国際福祉機器展の取材へ行き、そうした小規模企業のブースも取材を行った。
 とにかくアイディア満載。しかもユーザーサイドに立った福祉車両造りが行われているのをまざまざと感じることができた。
 はっきり言ってしまうと、自動車メーカーのように、しがらみが多くないから、自由な発想で福祉車両を作ることができる。
 自動車メーカーの場合は、たとえば塗装ひとつにしても非常に厳格な内部基準があって、それをクリアしないと製品として認められない。
 しかし、実際はどうだろう。すべての面で高基準なのは悪いことではないが、たいして重要でもないことがクリアできないために発売が遅れたり、価格が高くなってしまうことが、はたしてユーザーのためになるだろうか?
 思い切った発想と、ユーザー第一主義で作られる小規模メーカーの福祉車両や福祉機器は、じつに見応えがあり、興味がそそられるもののオンパレードだった。
 
独自の技術を誇るカスタマイズの数々